5/2地域医療セミナーin西淀病院

5/2(土)に西淀病院で地域医療セミナーが開催されました。このセミナーは毎年春に開催されており、今年で１２回目。例年は５・６年生を対象に医療面接やカンファレンスなど実践的なセミナーなのですが、今年は低学年向けにアレンジ。患者さんの退院に焦点を当て、スタッフがどのように患者さんを自宅へ帰しているのか？を学ぶ企画になりました。当日は２年生・３年生・６年生の学生３人が参加！６年生の学生は当日朝に広島から来てくれて参加してくれました。

企画のコンセプトは「私たちの医療のありのままを見てもらう」ということで、実際にGW明けに退院予定の患者さんの退院ついて１日じっくり考えます。初めに主治医と担当スタッフから患者さんの紹介。まずは患者さんの医学的な背景を知ります。その後は家屋調査に同行。実際に患者さんが退院して不自由なく生活できるのか？問題点や必要な設備は？などなど、在宅復帰へ向けてのリアルやスタッフの努力を感じることができました。

帰ってきてからは、訪問のふりかえりとカンファレンス、高齢者医療のミニセミナーも。Nｓ・リハビリ・MSWなど多職種で退院・在宅復帰に向けての話し合いにも参加。とても満足度の高いセミナーとなりました。

(以下、学生の感想)

実際に患者さんのお家に伺って、患者さんの病気だけでなく生活全体を考える良い機会になりました。

他職種でなきゃ分からない視点の重要さに気付かされた。

他職種の方々への連携と経緯があってこその地域医療であると実感した。