8月13日(土)の午後、西淀病院に高校生11人が参加してくれました。
「安楽死」をテーマにした2つの教材、1つはブラックジャックの漫画、あと1つは実際にオランダで安楽死で亡くなった男性の実話が教材でした。班に分かれて、司会も発表者も高校生に決めてもらい、ディスカッション論点に沿って議論を進めてもらいました。
「もし自分が医師で患者にたのまれたら・・・安楽死には賛成だが、できないと思う。患者や家族の意見を尊重したとしても、殺すことになる・・・。」「患者の意見が一番なので、患者が自分の病気を治す手段がなくて、自分が生きていることに苦しんでいるなら、安楽死は選択肢の一つとしてあってもよいと思う」などなど、ここには書ききれない程みなさん一生懸命考え、ディスカッションされました。
「答えは出ないが、本人・家族・医師それぞれの立場にたって考えることが大事。いろんな人の意見も聞け自分の意見を持つ事は大切な事」と医師からのフィードバックがされました。班に分かれて医師とのしゃべり場も楽しく過ごしてもらえたようです。
高校生からは「知らない人と意見交換する機会が殆どないので、今日の場が新鮮に感じたし話し合うことによって今後の自信となりました」と感想も。学校では議論する場がなくても、これをきっかけに、家族やお友達どうしでいろんなテーマで話し合ってみてはどうでしょうか?
次回のセミナーは春休みに予定していますので、また参加してくださいねっ!!